染色作家・斉藤才三郎の長男として、染色の本場・京都に生まれる。厳父や日本画の大家・加納三楽輝に師事。1965年「美しいキモノ」に作品発表するや、独特の色彩美が注目されることに。以来、キモノ界の風雲児として数々の雑誌やテレビに取り上げられ、その斬新な感性が脚光を浴び、伝統の世界に色彩革命とニューウェーブを巻き起こす。テレビ番組のパーソナリティーや有名女性歌手とのジョイントショーなど活動の幅も広く、多方面より大きな支持を得る。斉藤三才なくしては語れない新しい流れをつくり、きものの形容として「三才調の…」という例え方が今も残る。新作発表の個展は、京都で35年連続で開催。1982年、国際アカデミー賞受賞。影響力・業績・知名度において、現代きもの作家の第一人者である。

個展一覧

  • 1974(昭和49)第1回斉藤三才個展斉藤三才個展
  • 1975(昭和50)第2回斉藤三才個展斉藤三才個展
  • 1976(昭和51)第3回斉藤三才個展斉藤三才個展
  • 1977(昭和52)第4回斉藤三才個展斉藤三才個展
  • 1978(昭和53)第5回斉藤三才個展斉藤三才個展
  • 1979(昭和54)第6回斉藤三才個展斉藤三才個展
  • 1980(昭和55)第7回斉藤三才個展斉藤三才個展
  • 1981(昭和56)第8回斉藤三才個展斉藤三才個展
  • 1982(昭和57)第9回斉藤三才個展斉藤三才個展
  • 1983(昭和58)第10回斉藤三才個展スーパー・コレクション‘83
  • 1984(昭和59)第11回斉藤三才個展三才の創衣
  • 1985(昭和60)第12回斉藤三才個展This is IMPACT
  • 1986(昭和61)第13回斉藤三才個展SANSAI クラシック
  • 1987(昭和62)第14回斉藤三才個展ザ個展
  • 1988(昭和63)第15回斉藤三才個展夏よりももっと熱い個展
  • 1989(平成1)第16回斉藤三才個展見せて、魅せます
  • 1990(平成2)第17回斉藤三才個展90年の三才
  • 1991(平成3)第18回斉藤三才個展美意識の移り変りにハッとする個展
  • 1992(平成4)第19回斉藤三才個展SANSAI IN SUMMER
  • 1993(平成5)第20回斉藤三才個展おお股で20歩
  • 1994(平成6)第21回斉藤三才個展鳴くよ鶯 平安京 うぐいす鳴こうが黙ろうがいつものところで三才展
  • 1995(平成7)第22回斉藤三才個展毒~プアゾン~毒をもって毒を制す
  • 1996(平成8)第23回斉藤三才個展三才百ねずみ 近づくすべての色を際だたせ自らも否定しない
  • 1997(平成9)第24回斉藤三才個展百線錬磨
  • 1998(平成10)第25回斉藤三才個展縦横無尽
  • 1999(平成11)第26回斉藤三才個展三才図会~三才の原点へ~
  • 2000(平成12)第27回斉藤三才個展from[MEN‘s]
  • 2001(平成13)第28回斉藤三才個展キモノの答
  • 2002(平成14)第29回斉藤三才個展宙の創造
  • 2003(平成15)第30回斉藤三才個展永遠の具象
  • 2004(平成16)第31回斉藤三才個展四十八茶
  • 2005(平成17)第32回斉藤三才個展百色百年 百色の色を知り、操るに百年の時。
  • 2006(平成18)第33回斉藤三才個展波動
  • 2007(平成19)第34回斉藤三才個展敏感力
  • 2008(平成20)第35回斉藤三才個展SS’S ANIMAL POP 明日のスタンダードをご覧いただきます。
  • 2014(平成26)第36回斉藤三才個展JOTARO VS SANSAI KIMONO STYLE 2 SOULS COLLECTION
sansai saito